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It's mottoブログ

気合万能主義

こんにちは!

男子フィギュアスケート羽生結弦選手、すごかったですね。
練習中に中国の選手とぶつかって顎に7針縫う大けが、頭に包帯を巻いてフリーの演技をやり遂げました。
結果2位でしたが会場にいた人、放送していた人はその気合と根性に敬服したことと思います。
ぶつかった中国のエン選手もフラフラになりながらも最後まで滑りきり6位入賞となりました。

昔はスポーツといえばスポ根と呼ばれるくらい根性が大事。少しくらい痛かろうが知らん顔でやり続ける風習みたいなものがありました。体罰やしごきもその流れから来ているのかもしれません。
しかし今は科学、医学の観点からそういった風習に警鐘が鳴らされ、そういった時代ではなく選手が安全に、長く選手生命を送れるようにするべきだという考えが一般化してきました。

今回の2選手も称賛されつつも周りが説得して棄権させるべきだった、という批判が出ていますし、練習の仕方も変更するべきという意見もあります。

整体師としてはまったくその通りだと思います。
選手生命どころか命に係わる大けがなどをしてしまっては今まで頑張ってきたものが無になってしまうかもしれません。長い目で見て一歩引く決断も称賛されるべきだとは思います。

ここからは賛否あると思いますが、個人的には気合と根性、好きです。自分でも動けるうちは動いてしまいます。

そもそも日本人は元来ちょっとやそっとじゃくじけない強じんな精神力を持っている人種です。誰かのためにと思うと余計力が発揮されます。
そして将来も大事だけど某先生のコメント「今でしょ!」
何も約束されていない将来より確実に目の前にある「今」に挑んでいく。そういう気質があるように思えます。

そうやって1つ1つの困難を超えてきて今がある国ですから、そうそう世界基準で勇気ある棄権を選択するのはむつかしいかなとも思えるのです。

特に羽生選手は五輪王者、東北希望の星、などなど僕らではつぶされてしまいそうな思い重圧を19歳にもかかわらず一手に背負いそれを力に変えた素晴らしい選手です。

どんなスポーツでもたいていの日本人選手はよっぽどの事がない限り簡単に棄権するようなことはないと思っています。僕はそんな選手たちを心から尊敬し、応援します。
だからこういった事態にならないように委員会や協会は選手をストップさせることのできるルールや環境を作ってほしいです。選手の一存ではどうにもならないほどのもんを。ぜひ選手たちの未来を守ってください。他のスポーツにも言えることです。利権ばっか追っかけてないでいい仕事してくださいね(^.^)

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